雑木林の林床で出会ったタゴガエル
(2015年7月中旬・豊川市千両町)
里山から高山帯にまで分布すると言われるアカガエルの仲間で、市内では山麓の斜面が始まる付近から見られる。
体側線は目の後方で外側へくの字に曲がり、ヤマアカガエルに酷似する。指先に小さな吸盤がありヤマアカガエルより膨らんで見えること、喉一面に薄黒い微小斑点が出ること、口先が尖らないこと等の違いがあるが、よく観察しないと分かりにくい。
↑喉~腹部にかけて霧吹きで吹き付けたように黒ずむ。
↓本宮山登山道で見られた個体(2011年8月下旬)
↑(2011年10月下旬・豊川市旗頭山)
色調がとても明るい個体。目と口吻の距離が近いのが良く分かる。