ヒメタイコウチ
(2015年3月下旬・豊川市千両町)
寸詰まりのタイコウチでこの地方と瀬戸内の一部にのみ分布することで有名。市内では山が近い湿地では比較的普通に見られ、コンクリートの側溝にも落ちていたりする。飛べない虫なので雨の日又は夜間に歩いて移動しているのであろうか。
ヒサゴクサキリ
(2013年8月中旬・豊川市日吉原)
頭部背面が黒く平たいクサキリで少ない虫とされる。ジッジッジッと小声で鳴くが気付きにくい。
ヒメギス(長翅)
(2013年7月中旬・豊川市足山田)
体が黒っぽいキリギリスの仲間で至って普通種だが翅が胴体より長くなる長翅型は少ないとされる。
ナナフシモドキ(♂)
(2011年8月上旬・豊川市千両町)
ナナフシモドキ自体は普通種だが、♀のみの単為生殖で子孫を残すことが可能なので♂の発見はかなり稀とされる。♀に比べて脚が格段に長く体の側面には複雑な模様があった。
ニホントビナナフシ
(2011年8月上旬・豊川市宮路山)
翅のあるナナフシで自分は一度しか出会ったことがない。よく見かける細身のナナフシより小さい。
タイワントビナナフシ
(2016年9月下旬・豊川市足山田)
一般的なトビナナフシの仲間に比べて翅が長い茶色の種類。夜間に路上を足早に歩いていたのを目撃したことがある。近年北上しているようだが、市内では1988年に既に記録されていた。
クチキコオロギ
(2015年8月上旬・豊川市千両町)
夜にクワガタムシを探しに行くと見かけることがある木に止まるコオロギで翅の短いエンマコオロギ風。
途切れ途切れにリ゛ーリ゛ーという鳴き声は本宮山ハイキングコースの下部ではよく聞く。
ヒメハルゼミ
(2014年6月下旬・豊川市萩地区)
照葉樹林に生息するセミでヒグラシ程の大きさ。新城市~豊川市の豊川右岸には広く生息するとされるが局所的。突然大合唱することで有名で天然記念物指定されている地域もある。
ツノトンボ
(2016年7月上旬・豊川市上長山)
触角が目立つトンボで、新聞の地元欄に載ったりもするウスバカゲロウの仲間。夜行性でライトには良く来るので生息数は多いようだ。
オオツノトンボ
(2015年8月上旬・豊川市千両町)
良く見かけるツノトンボが黄色なのに対しこちらは青灰色で体も太い。一度だけライトに飛来しただけでツノトンボよりは少ない。
マツムシモドキ
(2014年10月上旬・豊川市千両町)
広い葉の上でじっと寝ているのをたまに見かける他にライトにもやって来た。鳴かない地味な虫である。
ウマノオバチ
(2014年5月上旬・豊川市野口町)
2㌢前後の体の7倍以上も長い尾をなびかせて飛ぶ、白い紋と共にとても目立つ寄生蜂。寄生主のシロスジカミキリの減少と共に本種も少ない虫として認識されている。
オオゴキブリ
(2012年6月中旬・豊川市財賀町)
ヤマゴキブリとも呼ばれる朽木に棲む虫で、かつてはクワガタムシが採れたが今では枯れてしまったような木の孔には良く住む。意外と愛好者がいるようだ。
アヤヘリハネナガウンカ
(2015年8月中旬・豊川市千両町)
ライトに飛来したグライダーのような翅を持つウンカの仲間。少ない種類のようだ。
マエグロハネナガウンカ
(2015年9月上旬・豊川市千両町)
前種同様にハネナガウンカの仲間でこの種も少なめの種のようだ。足元の笹の葉に止まっていてカメラを近づけても逃げる素振りは無かった。
クワヤマハネナガウンカ
(2017年7月初旬・豊川市萩地区)
ハネナガウンカコレクションその3
ライトトラップに一度だけ飛来した。
シリアカハネナガウンカ
(2017年7月下旬・豊川市萩地区)
ハネナガウンカコレクションその4
2017年に2頭目撃
オオフトヒゲクサカゲロウ
(2017年8月中旬・豊川市本宮山頂)
普段見かけるクサカゲロウの倍くらいあるとても大きなクサカゲロウ。
市内で一番高い場所(750m)のライトトラップに飛来した。
ツノアオカメムシ
(2017年7月中旬・豊川市曙地区)
山地性のカメムシの筈なのだが、自宅前(20m)のライトに飛来した。自分が山に行った時に車に乗って付いて来たのか?と思ったがこの日の前1ヶ月は平地~せいぜい山麓にしか行っていないので謎。